移住に必要な初期費用

スポンサーリンク

移住にかかる費用は以下のとおりです。自分の意志で移住する人、会社の指示で移住をする人、理由はそれぞれと思いますが、良い部分と大変な部分を情報収集して、楽しいフィリピンライフを送ってください。

【最低限必要な費用(1人分の目安)】
・VISAの費用:3,000ペソ(6,300円)〜(入国後30日以降、ツーリストビザの初回申請)
・航空券代:20,000〜80,000ペソ(42,000〜386,400円)+捨てチケット4,000ペソ(8,400円)
・住居の初期費用:25,000ペソ(52,500円)×12ヶ月+デポジット2ヶ月分50,000ペソ(105,000円)
・通信費の初期費用:SIMフリー端末5,000ペソ(10,500円)+SIM・通信費500ペソ(1,050円)
・医療保険:保険内容による
・予防接種費用:接種内容による
・1ヶ月分の生活費(食費、日用品、インターネット、水道、電気):40,000ペソ(84,000円)

計:420,000〜480,000ペソ(88万2,000〜100万8,000円)+医療保険、予防接種費用

【場合により必要な費用】
・引っ越し費用
・自動車関連の費用
・学校の入学金・寄付金

VISAの費用

就労ビザを入国後に取得する場合、29日間はビザなしで滞在できます。それ以降は1ヶ月・2ヶ月ごとのツーリストビザの更新で3,000〜6,000ペソ(6,300〜12,600円)が必要となります。

航空券代

ビザを取得せずにフィリピンへ入国する場合は、日本→フィリピンの航空券+フィリピン→第3国への航空券が必要です。第3国への出国航空券は実際に使わないので、一番安いことが多いコタキナバル行きなどの片道航空券を探すと良いでしょう。

住居の初期費用

初めての賃貸の契約時はオーナーによって家賃を半年または1年分まとめて支払うよう求められることがあります。それに加えて、とデポジット(家賃2ヶ月分など)、不動産会社によっては仲介手数料(家賃1ヶ月分など)などがかかります。

フィリピン(マニラ)のコンドミニアムは家具・電化製品付き(Fully Furnished)の物件が多いので、家具やカーテンなどを揃える費用がかからない。

通信費の初期費用

携帯電話はプリペイド式が主流です。SIMフリーの携帯電話とSIMカードを購入し、ロードという通信料金を必要な分購入しチャージすることで携帯電話を使えるようになります。SIMフリーの携帯電話はスマートフォンでも中古で3000ペソ(6,300円)程度で手に入ります。

SIMカードを無料で配っていたり、40〜50ペソ(84〜105円)など格安で手に入ります。通信費用は2G/30日で300ペソ(630円)など携帯会社によって様々なプランがあります。

自宅でのインターネットは、ルーターを設置する、ポケットWi-Fiを利用するなどの方法があります。料金は月々1000〜3000ペソ(2,100〜6,300円)程度をみておくといいでしょう。

予防接種費用

フィリピン特有の感染症に備えて日本で予防接種を打ちます。外務省ではフィリピンの渡航前にA型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、狂犬病等の予防接種を勧めています。

医療保険

移住後の医療費をどのようにフォローするかを考えておく必要があります。会社員の場合は会社が用意してくれることが多いですが、それ以外は基本的に自分で手続きをします。日本で入る海外旅行保険は、医療通訳サポートやキャッシュレス診療、医療搬送などのサービスが充実しています。

通院にかかった交通費など治療費以外にもカバーされる範囲が広く、安心して病院にかかることができるというのがメリットです。海外に滞在する期間によっては非常に高額な保険料がかかります。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合は日数に制限があります。日本の海外旅行保険は出国後の手続きができない場合が多いので注意が必要です。フィリピンでは外国人が利用できる医療保険もあります。

公的なPhilhealth(フィルヘルス)という医療保険や、民間の医療保険など、条件に応じて加入できます。基本的に治療費のフォローと医師の紹介がメインで、カバーされる上限の金額が少ないことが多く、利用できる病院に制限があることもあります。

キャッシュレス診療を利用できる保険会社もありますが、その場合でも英語でのやりとりになります。プランによっては歯科治療や妊娠関連の費用もカバーされるのがメリットです。

1ヶ月分の生活費(食費、日用品、インターネット、水道、電気)

お給料が入るまでは現金で生活することになるので、少なくとも1ヶ月の生活ができる程度の現金は必要です。ATMで引き落としのできるキャッシュカード又はクレジットカードのキャッシング機能を利用しても良いでしょう。

引っ越し費用

フィリピンへの荷物の運び方には、「入国時に持ち込む」、「日本から輸送する」、「引越し業者に依頼する」の3つの方法があります。予算や運びたい荷物の量、引越し先の家具の有無などによって条件が変わるため、どの方法が自分に合うのか検討してみましょう。

自動車関連の費用

自家用車を会社から支給されるかどうかは駐在員のなかでも分かれています。購入する場合は車代、保険料、ドライバーの費用などがかかります。現地採用の場合は自家用車を持たず配車アプリ(Grabなど)、タクシー、ジプニーを利用している人が多いようです。

自家用車を自分で運転される日本人もいますが、交通マナーが悪いフィリピンでの運転は生活に慣れるまでは難しいと考えてたほうが良い。

スポンサーリンク
Translate »