ダバオならではの規則

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ドゥテルテ大統領が市長時代から続く政策や、ダバオならではの規則を紹介します。大統領のお膝元であるダバオは、自ら危険な行動を取らない限り、生活や旅行に支障はきたしません。

むしろ治安など気にせずダバオを満喫できます。但し、一般的に言われるように安全であると言っても海外です。その意識を忘れずに行動してください。

喫煙の取り締まり

公共施設、店内、道端、タクシーなどの喫煙所以外での喫煙が禁止されています。違反すると以下のペナルティがが科せられます。

  • 初犯:1,000ペソの罰金または1ヶ月の懲役またはその両方
  • 二回目:2,500ペソの罰金または2ヶ月の懲役またはその両方
  • 三回目:5,000ペソの罰金または4ヶ月の懲役またはその両方

今ではフィリピン全土で厳しく取り締まられていますが、特にダバオはドゥテルテ大統領の市長時代から制限されていたため、喫煙所以外での喫煙者を見かけることが少なくなりました。

爆竹の禁止

フィリピンには新年を祝う中国の風習として爆竹が伝わっていますが、ダバオ市はこれを禁止しています。

スピード違反

ダバオ市内では30km~60kmスピード制限がされています。日本と違うところは、中心市街地の主要道路のほとんどが30km~40kmに制限されている点です。昼夜問わず、市内の至る所でスピード違反取締が実施されています。

道路横断

2017年9月に歩行者側にも条例が加わりました。横断歩道以外での幹線道路の横断が禁止され、違反した場合は100ペソの罰金または4時間の社会奉仕が課せられます。

酒類販売の時間制限

2013年よりダバオ市では深夜の1時から朝の8時の酒類の販売が禁止されています。そのためお店も深夜1時以降は開いていません。この法律は現地人のみならず、外国人観光客、ダバオ滞在の外国人にも適用されています。

タクシーのぼったくり禁止

フィリピン全体でタクシーメーターの不使用が禁止されていますが、セブやマニラでは旅行客に対しメーターを回さずにトラブルに成るケースが起こっています。一方、ダバオではタクシードライバーが誠実なことで有名です。

麻薬組織との戦争宣言

ドゥテルテ大統領は麻薬犯罪撲滅のため手段の選びません。

ダバオ911

ダバオ市民に緊急に、警察、医療サービスなどを無料で提供するサービスです。ダバオ市民に重宝されています。

ダバオの治安レベルは1(十分注意してください)

ダバオへの渡航・滞在に当たって危険を避けていただくための特別な注意が呼びかけれられています。また、フィリピン政府によって2018年12月まで戒厳令が布告されています。

ダバオの治安情報 テロ/犯罪

テロ情勢

多くの人が過激派組織に関する不安を持っていると思います。過激派組織に関するダバオの状況をまとめました。

フィリピンにはイスラム過激派組織(アブ・サヤフ・グループ(ASG),マウテ・グループ,アンサール・アルキラファ・フィリピン(AKP),バンサモロ・イスラム自由運動/戦士団(BIFM/BIFF),モロ民族解放戦線ミスアリ派(MNLF-MG),ジュマ・イスラミーヤ(JI)等)や共産主義反政府武装組織(新人民軍(NPA))等、多くの過激派と呼ばれる組織が存在します。

2017年にミンダナオ島西部マラウィ市でイスラム過激派による戦闘があったことを受け2018年12月まで戒厳令が発令されている一方で、テロ組織の主な活動地域はダバオ中心市街地から5時間以上離れたミンダナオ島の西部が多いと言われています。

ダバオ中心市街地では2016年9月に起こったナイトマーケット爆破事件以降、テロ事件は発生していません。だからといって、ダバオ市で絶対にテロは起きないと言い切れるわけではないため、各自が必要な自己防衛を行ってください。

犯罪

ダバオ市の2018年現在の犯罪指数は28.76です。犯罪指数には殺人、傷害事件、レイプ、盗難などが含まれています。殺人や傷害事件などの犯罪件数は減少していますが、レイプだけは4月から6月の間にフィリピン国内で最も多い42件が報告されています。

犯行は被害者にとって身近な人によって自宅で発生しています。旅行客やダバオ在住の女性の方は、日本と同じように自分の身を守る行動をとりましょう。

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