Google 翻訳アプリを使用して、テキスト、手書きの文字、写真、音声を 100 以上の言語に翻訳できます。また、Google 翻訳をウェブで使用することもできます。
ステップ 1: Google 翻訳アプリのダウンロード
まず、Android 版 Google 翻訳アプリをダウンロードします。
注: すべての対応言語でカメラを使用して画像を翻訳するには、端末に自動焦点カメラと ARMv7 対応デュアルコア CPU が必要となります。技術的な詳細については、製造元のマニュアルをご確認ください。
ステップ 2: Google 翻訳のセットアップ
Google 翻訳を初めて起動すると、メインの言語とよく翻訳する言語を選択するよう求められます。利用可能な言語から選択するには下矢印 をタップします。
両方の言語をオフラインでも使用できるようダウンロードするには、[オフラインで翻訳する] をオンのままにします。いずれかの言語をダウンロードできない場合、「オフラインでは利用できない」と表示されます。
注: 言語をダウンロードするには、 Wi-Fi ネットワークに接続する必要があります。
ウェブで Google 翻訳を使用する
Google 翻訳のページにアクセスして、ウェブで Google 翻訳を利用することもできます。
Google翻訳で使える7つの機能と基本設定
Google翻訳アプリには現在、の全7機能があります。
1.「リアルタイム・カメラ翻訳」
テキストにカメラをかざすと即時に翻訳してくれる機能で、看板やメニューの翻訳などに便利です。
2.「カメラモード」
撮影した画像を翻訳するので、書類などを翻訳する時に適しています。
3.「音声入力」
音声を認識して違う言語に変換します。とっさの質問やちょっとした会話をする時に役立ちます。
4.「会話モード」
異なる2つの言語を会話のようにリアルタイムで翻訳してくれるので、言語の違う人同士でもスムーズに会話を楽しむことができます。
5.「テキスト入力」
キーボードで入力した言葉を翻訳する機能です。翻訳数の最も多い103の言語が登録されています。
6.「タップして翻訳」
ロシア語や韓国語などキーボード入力が難しい言語を翻訳する場合に最適です。
7.「手書き入力」
他のアプリでも「Google翻訳」が使える機能で、テキストをコピーすると翻訳できます。
オンライン翻訳とオフライン翻訳
「Google翻訳」アプリを最初に起動すると、オフライン翻訳ファイルを入手するかを尋ねる画面が表示されます。
※オフライン翻訳とは、文字通りインターネットに接続できない時でも翻訳できる機能で、利用にはあらかじめ翻訳ファイルをダウンロードします。
①さっそく日本語をタップし、翻訳ファイルをダウンロードします。
② 日本語以外の言語をダウンロードするには、設定(歯車マーク)タブを選択(左上のハンバーガーボタンからメニューを表示)してオフライン翻訳をタップ。
※外国語は必要なものだけ入手するとよいでしょう。
③ ダウンロード済みの言語が表示されるので、あとは利用可能な言語を選ぶだけです。
オフラインで使用できるのは「リアルタイム・カメラ翻訳」と「テキスト入力」のみです。海外ではインターネット環境を十分確保できない可能性も考慮して、事前に渡航先の言語をダウンロードしておくと安心です。
翻訳言語を設定・変更する方法
①日本語をフランス語に翻訳したい時には、言語部分をタップし、原文の言語を日本語に、訳文をフランス語にそれぞれ設定します。
②右側にダウンロードマークがついている言語は、発音機能がついていることを表しており、オフライン翻訳ファイルを入手していなくても発音可能です。
③翻訳元と翻訳先の言語を入れ替えたい場合は、言語間にある矢印をタップするだけでOKです。
1. リアルタイム・カメラ翻訳
カメラをかざして文字をリアルタイムに翻訳できる機能は、2017年1月に英語と日本語の間の翻訳がおこなえるようになりました。
①Google翻訳アプリのホーム画面を開き、カメラマークをタップします。
カメラが起動し、目のアイコンが緑色(インスタント設定がオン)になっていれば、リアルタイム・カメラ翻訳が利用できます。
2. カメラモードによる写真(画像)翻訳
①ホーム画面でカメラマークを押し、目のアイコンをタップしてインスタント設定をオフにします。
②「ここにテキストを合わせます」という表示にテキストを合わせて写真撮影すると、単語を枠で囲ったような画面になります。
③翻訳したい部分を指でなぞると翻訳された文章がページ上部に現れ、青い矢印をタップすると、全文が確認できます。
④カード左上にあるメガホンマークをタップすると、ネイティブな発音もしてくれます。
※なお撮影をしなくても、端末のカメラロール(ギャラリー)に保存されている画像からカメラモード翻訳することも可能です。
リアルタイム・カメラ翻訳ではカメラをかざした時に翻訳した文字が浮かび上がってきましたが、「カメラモード」では写真を撮ってから文字を読み込んで翻訳します。
リアルタイム・カメラ翻訳に比べると少々時間がかかりますが、正確に翻訳したい場合はカメラモードがおすすめです。
3. 音声入力による翻訳
①音声で翻訳したいなら、ホーム画面にあるマイクのアイコンをタップします。
②スマホのマイクに向かって(日本語で)話すと、指定した言語へすぐに翻訳してくれます。
4. 会話モードで交互に話して翻訳
異なる言語同士で会話をする時は、音声認識で自然に翻訳してくれる会話モードにして、交互に発話して使うと便利です。
①アプリのホーム画面からマイクのアイコンをタップし、音声入力画面を開きます。
②画面最下部のマイクボタンを押して両方の言語が赤く表示されると、会話モードが起動します。
日本語から英語に会話モードで翻訳
日本語で話すと言語の読み込みが始まり、発した言葉が画面上段に表示されます。
⇒ 読み込みが完了するとすぐ英語に変換され、英語の音声が流れてきます。
英語から日本語に会話モードで翻訳
英語で話す場合も同様で 音声を読み取って日本語に変換し⇒ 音声が読み上げられます。
5. テキスト(文字)入力で翻訳
翻訳アプリといえば、最も馴染みがあるのはテキスト(文字)入力による方法かもしれません。
①ホーム画面で「タップしてテキストを入力」と記載された部分をタップします。
②文字を入力すれば、すぐに指定言語へ翻訳されます。
6. 文字を手書きして翻訳
文字が読めなかったり、キーボード入力が難しい言語などには手書き翻訳が便利です。
①ホーム画面を開き、手書きアイコンをタップ。
②「お書きください」と表示されたスペースに手書きで文字を入力すると、上段に変換した文字が現れます。
※該当する文字がなかったり入力の途中でも、表示される予測候補から選ぶこともできます。
※スマホを横向きにしたり、変換された(青い)テキストカードの右下にある枠のようなアイコン(Androidでは三点リーダーから全画面表示)をタップすると、翻訳の文字が全面に拡大されます。
7.「タップして翻訳」の使い方
タップして翻訳は、他のアプリを使用時、テキストをコピーすれば翻訳がおこなえる機能です。(Androidにのみ)
①Google翻訳アプリで、タップして翻訳の設定をオンにします。
②ホーム画面に「タップして翻訳」のカードが表示されている場合は、
それをタップして表示された画面でオンにするをタップします。
③ホーム画面にカードが出てこない場合は、
設定(歯車マーク)メニューからタップして翻訳へと進んでタップして翻訳を有効にするをオンにすると、使用できるようになります。
ホーム画面にカードが出てこない場合は、設定(歯車マーク)メニューからタップして翻訳へと進んでタップして翻訳を有効にするをオンにすると、使用できるようになります。
④タップして翻訳は、テキストがコピー可能なアプリで利用できます。
⑤翻訳したいテキストをコピーすると、右上に「Google翻訳」アプリが表示されるのでアイコンをタップします
⑥画面上に翻訳したテキストが表示されます。
翻訳履歴にスターを付けてフレーズを保存
覚えておくと便利な「フレーズ集」機能の使い方を紹介します。フレーズ集は、頻繁に使いそうな言葉などを保存しておくのに最適です。
テキストを入力すると、その下に翻訳したフレーズが表示されます。
①翻訳したカード(履歴)にスターを付ければ、フレーズを登録できます。
②保存した翻訳フレーズは、
スターのタブ(またはフレーズ集)で確認することができ、翻訳した時と同じ画面を表示してくれます。
通信環境も利用上の鍵になるため、海外旅行などで不安な場合はオフライン翻訳ファイルをダウンロードしておくか、よく使いそうなフレーズを保存しておくと安心です。