交通インフラや住居問題
1. フィリピンは日本に比べが整っていないので、通勤時間が2時間以上という人も珍しくない。特に雨季は、道路の浸水などで帰宅に5~6時間かかってしまうこともある。
2. フィリピンでは新築住宅は避ける「フィリピンでは新築住宅は避けろ」と言われています。新築住宅は雨漏りなどが必ず起こります。問題が起こっても業者は対応してくれない。自分でなんとかしなくてはならない。築2~3年くらいの中古住宅だと、前の住人が自分たちで雨漏りや廃水対策をしている。新築住宅よりも信頼できる状態になっていることが多い。
3. 祝日が数日前に決定されること国民の祝日がいきなり決まるのがフィリピンです。こうなると、その日のスケジュールはすべてキャンセルになります。
ペナルティ文化
4. フィリピンには、自分が出した損害は自分自身が支払う「ペナルティ文化」があります。相手との間でどちら側に過失があるのかともめる。トラブルを避けるためにも、取引相手との契約書には、さまざま状況を想定して、対処方法など明記しておく必要がある。そのため、契約書のレビューには時間をかけたが良い。契約書関連のやり取りは、日本の2~3倍くらいかかる。
フィリピンの人が「無理な言い訳」や「謝らない」のはミスを認め罰を受けたくない。「ペナルティ文化」があるからではと思う。
労働者が強いフィリピン
6. 労務トラブルが多発するのもフィリピンの特徴です。現地労働法制が労働者寄りになっているので、日本や他の東南アジア諸国ではトラブルにならないことが、フィリピンだと労働管理局に駆け込みが発生することがあります。現地事情に詳しいスペシャリストに頼むことです。・
従業員を育てる教育が重要、
7. 一般的に、フィリピンの労働法は労働者寄りなので、労働者を解雇するのが難しい環境と言えます。若手をじっくり育てること大切です。
特定の仲間だけと仲良くなるのは…
仲間と2人きりで飲みに行くというのは禁止。「仲がいいから…」と勘違いして、階層を作ってしまい、ほかの仲間を従わせようとする。仲間のチームワークが乱れる原因です。
フィリピンの人は言葉に対して敏感
フィリピンの人は言葉に対して敏感なので、言葉遣い気を遣わないと駄目です。できるだけ丁寧なコミュニケーションを取ることを心掛ける。命令口調や荒々しい口調は避けるべきです。
直接「ノー」と言わないフィリピン人
10. フィリピンの人は直接「ノー」と言うのを避ける。相手の本音が聞き難くなるので、極力その壁をなくすような対応をすることが望ましいです。